JVC JAZZ Festival with Blue Note Tokyo 20thから帰ってきました。

いやーすごかった。盛り上がった盛り上がった。


でも、会場がコンサートホールとして使われることの多いオーチャードホールだったので、
観客のノリはいまひとつだったなぁ…。


それはともかく、最初の組はHarvey Mason Trio special guest Pat Martino , Tony Monaco。
このトリオは40分くらいであっさり終ってしまいました 。
ただ、ハーヴィー・メイソンのドラムはやっぱりすごかった。
あと、トニー・モナコがノリノリ(笑)。
会場も盛り上がりました。


続いて登場したのは、いきなりThe Crusaders!!
個人的にはトリかと思っていたので、2番手に出てきた時には、
「オイオイ大盤振る舞いだな!」と思ってしまいました。
このグループはまぁもはや言葉はいらないでしょう。
超有名ですから。
聴いたことのある曲ばかりでした。
ここでは、Steve Gadd(!)のドラム、Joe Sample , Nick Sampleの親子も見どころでしたが、
それをすべて無しにしてくれたのは、ギターのRay Parker,Jr.。
もう暴れる暴れる(笑)。
このグループはアンコールもあったのですが、
そのアンコール曲のときなんか、ソロパートのアドリブのところで、
ジョニー・B・グッド「Power of Love」のフレーズまで弾いちゃうサービスぶり。
あと、ジョー・サンプルは1960年ころ(!)買ったキーボードを持ってきてくれて、
演奏(Put It Where You Want It)に使ってくれました。


トリを飾ったのはDave Koz with Friends.
実は、デイヴ・コズのことは全然知らずに行きました…すみません。
でも演奏されるどの曲も聴いたことある曲じゃないですか!
不覚!ジャズ/フュージョン系の曲って、
耳当たりがいいから、ついつい聴き流してしまうことが多くて…。
でも今回でしかと記憶に焼き付けました!
彼は根っからのエンターテイナーらしく、
ひたすらステージを飛び回り、挙句の果てには客席にまで下りてきたり(!)したけど、
先程も述べたように、会場のつくりが今一つ盛り上がりづらい構造になっているもんだから、
彼の努力にちゃんと報いてあげることができなかったのが残念。
ホントはもっと盛り上がりたかった!(せめて立ち上って演奏が聴きたかった!)
会場の年齢層がちょっと高めだったのも影響があったかも。
彼のステージはもっと小さな会場で見たいです。
ショーとしては彼のグループが一番良かったかな。
途中で出てきたKelly Sweetが裸足でびっくりした。
Brian Simpsonは日本でリリースしたばかりだそうで、
小室哲哉ばりにキーボードを肩から掛けて前に出てきて演奏しまくってくれました。
ベースのBill Sharpeは"ラバー・ハンド"という愛称で呼ばれているんですね。
迫力のあるスラッピングをしてくれていました。
また、ギターのRandy Jacobsはその前のRay Parker,Jr.に触発されたのか、
これまた激しいソロを見せてくれて、会場をおおいに盛り上げてくれていました。
ギターをかかえて、ステージ上に寝そべって、海老反りになってたよ(笑)。
どこのロックギタリストだよ(笑)。


とりあえず今日のところはこんな感じ。
明日も2公演あるから頑張らねば!
特に明日はINCOGNITOだ!!
今度はスタンディングで踊りたいなぁー。