mocなでしこリーグ'06・ディビジョン1第10節

INACFC高槻
結果は2対2のドローでした。
両方とも好きなチームなので、この結果はファンとしては丁度良かったかも…。


開始直後は最近調子の良いINACがその勢いに乗って怒濤の攻撃をしかけていたのですが、
お互い点が取れないまま推移する中で、試合前に100試合出場達成を祝福されたFC高槻の伊丹絵美選手が
ファールからゲットした距離のあるフリーキックを鮮やかにたたき込みました。
スゴイシュートだった…。


そこからそれまでとはうってかわって流れはFC高槻へ。
ホームでの試合ということもあって積極的に攻め続けます。
特にこのところ出場していなかった背番号10番の庭田亜樹子選手のテクニックは凄かった!
攻守にわたって華麗なプレーで魅了してくれます。


一方のINACは自慢の攻撃陣が積極的に攻め続けるのですが、
今一歩得点に結びつきません。
逆に、その攻撃陣を陰から支えるディフェンス陣が
今日はどうしてしまったのか、相手の攻撃を今ひとつ跳ね返し切れていませんでした。
それでもさすが最近上り調子のチームで攻撃力に定評のあるチーム、
前半に1点、後半も1点を加えて1点リードとなるのですが、
この点差を守りきることが出来ず、今日絶好調の伊丹選手がバー直撃の鮮やかなミドルシュートを放つと、
その後その伊丹選手に今日2点目を挙げられ、結局ドロー。
でも、試合の流れからいけば、FC高槻はもう1点くらい取れていたかも。


第10節を終わって

マリーゼ 0-2 伊賀FC
浦和 0-1 TASAKI
湯郷ベル 0-2 ベレーザ
FC高槻 2-2 INAC


この結果、上位陣はベレーザが勝ち点を26に伸ばし、浦和が23のまま、TASAKIが20に追い上げてきています。
下位チームは伊賀FCが勝ち点を9に伸ばし、FC高槻が勝ち点8、マリーゼが6のまま、INACが勝ち点6でマリーゼと並びました。
レギュラーリーグ戦の後、上位4チームと下位4チームに分かれてのプレーオフがありますが、
今のところ上位と下位がキレイに分かれている感じです。
優勝争いも興味あるところですが、降格争いの方がより熾烈を極めています。
このままいくと最終的な順位、そしてどのチームが降格するのかについてはプレーオフに持ち込まれそうな感じです。
下位4チームは実力が拮抗している感じですからねぇ…。
ともかく、残り試合数も少なくなってきたのでどのチームにも頑張って欲しいと思います。