東京都写真美術館

今日は午後から用事があったのですが、少ない時間でなんとか写美に行ってきました。
しかも、現在開催中の展示はどれも結構観てみたい内容のものだったので無理してはじめから3展示共通券を購入(まとめ買いの方が安いんですよ。展示室ごとに別料金でそれがいずれも結構高いというのはなんとかしてほしいけど)して、ダッシュで観てきました。
でもどの展示も楽しかったし勉強になりました。

『キュレーターズ・チョイス展』

学芸員の一人の石田哲朗さんのチョイスと解説が面白かった。
なんか話し言葉の口調で、ロック&ポップな感じで。
お高くとまっていないのに、見ているところはシャープ。
好きだなぁーこういうの。

世界報道写真展06』

今年観に行ってきてしまいました。
デカイサイズで衝撃的な写真を見る。
もう、それだけでスゴイ。
毎度毎度考えさせられます。
それにしても、写真を見て驚くこと以上に、
たった1年前のことでももう忘れている自分にも驚く。
こんな事件も1年前だったっけ?と。
自分の記憶力が貧弱なのか、世の中にニュースが溢れすぎているのか。
いずれにしても、どんなに大きい事件でも、1年も経つとそれ以前のものと明確に分離しておくことが難しくなってくる。
一人の人間の情報処理能力を超えてしまっているような気がする。

イザベル・ユペール展』

図録買っちゃった!世界巡回展なので、本文は全部英語!
しかも結構なお値段!(税込\4,536)
一般流通しているならAmazonとかで買うことも考えたんですが、
一般流通してなかったらアウトだし、
この手の本って、機会を逃すと手に入らなそうなので、
思い切って買っちゃいました。
ミュージアム・ショップでクレジットカード使ったのは初めてかもしれない…。
でも、展示の方を見て、「これはポートレートをとるときの勉強になる!!」と直感的に思ったので、
買ってしまったことに後悔はないです。
72人もの人が同じ人物を撮るなんてことは滅多にないでしょうからね。
心に響いた写真もたくさんありました。