アルフォンス・ミュシャ展 〜憧れのパリと祖国モラヴィア〜@美術館「えき」KYOTO

http://www.wjr-isetan.com/kyoto/floorevent/images/7f/eki_01.jpg
開催していたのは知っていたのですが、
いろいろと忙しくて見に行けずにいたら、
会期の終わりが近づいてきてしまったので、
今日、他の用事のついでに急いで観てきました。


ミュシャの展覧会は昔は好きでよく観に行っていました。
(最近はご無沙汰しておりましたが…)今回で何回目かなぁ〜。
図録もいっぱい持っていますが、また買ってしまいました。


今回の展示ではポスターや習作が多く観られました。
展示点数は少なめで、デパートで買い物のついでに観るには丁度イイ量です。
今回は別の用事のついでに行ったため疲れていたので、丁度良かった。


会場のキャパや展示テーマの関係からか、
後期の油彩風なタッチの大型の作品などはほとんどありませんでした(それゆえにキャッチーな展示内容だったと思います)。
そんな中で今回の僕にとっての最大の収穫は
ミュシャ著の『装飾資料集』のオリジナル(初版本?)が展示されていたこと。
(この本は日本でも翻訳されていて発売されています。メッチャ高いけど…。)

アルフォンス・ミュシャ  装飾資料集/装飾人物集

アルフォンス・ミュシャ 装飾資料集/装飾人物集


今回そのオリジナルプリントを目にすることが出来ました。
勉強になったなぁー。


今回は展示点数も少なかったので、一点一点をじっくり観ることができました。
そのお陰で、いままで見逃していたことが発見できました。
ミュシャの絵ってパッと見た感じのインパクトも大きく、それだけでも十分満足できるのですが、
その画面は実はものすごく細かいところまで微細に描き込まれていて、
それによってそのインパクトが生み出されているので、
実はそうした細かい部分というのをよく見ると新鮮な驚きや新たな発見があるのです。


最近まで行こうかどうしようか迷っていましたが、
今回は行ってみて良かったと思いました。